天機が巳亥に坐命|好飲離宗奸狡重
紫微斗数の「天機が巳亥に坐命|好飲離宗奸狡重」を解説。命宮と対宮、財帛宮、官禄宮の星曜をたどり、性格・仕事・財運と格局成立の条件を確認できます。

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巳宮のほうが亥宮より良く、弱陥の駅馬は浮きやすい
天機が巳亥に坐命すると、星が弱い位置に落ち、さらに駅馬の位で、動きが特に多いです。対宮は太陰、財帛宮は天同巨門、事業宮は空です。古書の言い方は厳しく、「好飲多機見」「好飲離宗奸狡重」とあります。長所が出にくく、成果を急ぎやすく拘束を嫌い、考えすぎ、酒で事を誤ることも多いという意味です。天機は財星ではなく、自分で店を開いても決断が足りないことがあり、一つの技を極めて勤めたり補佐したりするのに向きます。対宮の太陰は感情の比重を重くし、男女とも情に乱れやすいです。巳宮のほうが亥宮より良いです。巳宮のときは対宮の太陰が亥でいちばん明るく、「月朗天門」といい、外へ出るのに向きます。三方は「機月同梁」の暗格で、文教・公職に向きます。煞を見ると、聡明さが歪みやすいです。乙年・庚年は事業宮に禄を見、さらに文昌文曲が加わると、「陽梁昌禄」になり得ます。
天機が巳亥に坐命する出生年の違い
乙年生まれの人、天機が巳亥に坐命
命宮の天機が化禄、遷移宮の太陰が化忌です。天機が巳・太陰が亥なら、太陰は入廟し、化忌はかえって変動に利します。天機が亥・太陰が巳なら、太陰に力がなく、化忌は女性眷属に不利で、変動が必ずしも良くありません。
丁年生まれの人、天機が巳亥に坐命
命宮の天機が化科、遷移宮の太陰が化禄し、変動は比較的有利です。財帛宮の天同が化権、巨門が化忌で、稼ぎに是非が挟まり、競争と奔走が多いです。科・権・禄・忌の四つが揃い、地道に働いてこそ収穫があります。
丙年生まれの人、天機が巳亥に坐命
命宮の天機が化権、財帛宮の天同が化禄です。禄存が巳にあり、命宮と遷移を守り、権と禄が重なります。天魁天鉞が酉亥にあり、年長者の貴人が比較的多く、一生は相対的に平らで安定します。
庚年生まれの人、天機が巳亥に坐命
遷移宮の太陰が化科し、外で発展するのに向きます。事業宮の太陽が化禄し、さらに文昌文曲が会えば「陽梁昌禄格」になり、文教・公職で名声と実績を出しやすいです。
明老師の解説:天機が巳亥に坐命
受講生の方は、古書の「好飲離宗」を見込みがないと考えないでください。私は、天機が巳亥では星が弱く落ち、さらに駅馬で動きが特に多いと考えます。長所が出にくく、成果を急ぎやすく拘束を嫌い、考えすぎ、酒で事を誤ることも多いです。天機は財星ではなく、一つの技を極めて勤めたり補佐したりするのに向きます。
丙・庚の年は、要点がほぼ同じです。禄と貴があり、一生は相対的に安定します。ここに書いていない年の方も慌てなくて大丈夫です。まずはこの星系の気質を理解すれば十分です。
天機が巳と亥に坐る違い
駅馬は変動が大きく、補佐に向き、自営には向かない
動星がさらに駅馬の位に落ち、変動はより激しくなります。事業宮に主星がなく、自分で起業するには向きません。三方は機月同梁の暗格で、文教・公職に向きます。事業は太陽天梁に頼り、名気と声望が比較的重要です。
対宮の太陰が感情を重くし、男女とも情に乱れやすい
対宮に太陰が来ると、心力が感情に耗費されやすいです。男命は多情で異性の助けを得やすく、女命は情が濃く、悩みも多いです。夫妻の太陽化禄、または遷移の太陰化禄に、さらに桃花が重なると、欲望はより強くなります。
弱陥では長所が出にくく、焦りやすく酒で事を誤りやすい
弱陥は煞星を支えきれません。刑・忌・空・耗を見ると、知恵が曇りやすく、生計のために近道を好みます。事務所勤めは好みませんが、財星でもなく、考えすぎて酒で事を誤りやすいです。
天機が巳亥に坐命する学習の要点
- 巳亥の天機が煞を見ると、聡明さが歪みやすい:弱陥は煞を支えきれません。三方に煞忌が揃うと、機変が抜け目ない計算に転じ、古書は「狗盗鼠窃」といい、聡明さが邪道に使われるという意味です。聡明さは本業と技芸に使ってください。
- 機月同梁にさらに吉星が加わると、公職・文教で上がれる:三方はもともと暗格ですが、文昌文曲・左輔右弼・天魁天鉞が加わると、文教・公職で要職まで行け、金銭と事業も比較的順調で、自分で一から始めることもできます。吉星が欠けば、浮動だけが残ります。
- この格は酒を控え、酒がいちばん事を誤る:古書に好飲多機見とあり、人はよく酒で禍を招き、自分で道を壊します。思惑はもともと多く、酒が入るとさらに加減を失います。酒を控え、一つの技を極め、僥倖に頼らないでください。
- 文昌文曲に桃花が加わると、芸術・演芸に向く:文昌文曲が来ると、第六感と弁才が鋭くなり、さらに桃花が重なると芸術・演芸に向きます。感情線も複雑になり、才情と私情は分けてください。
明老師の解説:天機が巳亥、この盤の見方
ここまでの内容をまとめます。天機が巳亥は弱陥でさらに駅馬に逢い、変動が大きく、事業宮が空で、自分で起業するには向きません。対宮の太陰が感情を重くし、男女とも情に乱れやすいです。煞を見ると聡明さが歪みやすく、吉星があれば公職・文教で上がれます。この格は酒を控え、酒がいちばん事を誤ります。三方は機月同梁の暗格で、文教・公職に向きます。
受講生の方は、三つの文だけ覚えておけば十分です。第一に、一つの技を極めてください。第二に、酒を控え、酒がいちばん事を誤ります。第三に、聡明さは本業に使ってください。
命盤が「天機が巳亥に坐命」かどうかを確認するには、先に無料紫微斗数の排盤で本篇と照合し、続いて十四主星タイプと基本的な意味で天機の基本気質を押さえ、紫微斗数の四化を完全解説で各出生年の四化が星力をどう加減するかを見てください。
