四柱推命の合の見方|天干五合と地支六合

四柱推命の合は、見れば吉ではありません。天干五合・地支六合の判断、喜用を合で持ち去る場合と忌神を合で持ち去る場合の差、本命大運流年の五手順を解説します。

四柱推命
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四柱推命を学ぶ学生が最も詰まりやすい箇所の一つが「合」です。

書には天干五合、地支六合があり、その先に三合、半合、暗合もあります。名詞が増えると乱れます。教室ではまず範囲を狭めます。五行派で命盤を見る日常は、天干五合と地支六合をはっきりさせます。他の合は、この二つが使えるようになってから足します。

合の意味は、二字が粘ったから良くなる、ではありません。合は一種の拉力です。二字が互いに引き合い、もともと別々に進んでいた力が同じ方向へ引かれます。引き終わって命主に良いかは、何が足りず何を恐れるかで決まります。

なぜ「合」は分かりにくいのか

合が分かりにくいのは、口訣が複雑だからではなく、生活での姿が雑だからです。

同じ合でも、共同経営、結婚、契約に現れる人もいれば、金を借り取られ、決断を左右され、したい事ができない、という人もいます。紙の上の「甲己合土」は、生活では一通の契約、一段の関係、あるいは言い切れない絆かもしれません。

ですから合は口訣だけでは足りません。合を理解するには生活経験が要り、まず命盤の喜忌を明らかにしなければなりません。喜忌がなければ、合は空の名詞です。

命盤ではまず「剋」を探し、それから「合」を見返す

初学者に一度に多くを見せないため、命盤の順序をこう教えています。

まず合はいったん脇に置き、生剋、とくに「剋」を探します。

剋は合より直接で、痛みが強いです。命盤のどの五行が剋されているか、問題はたいていそこにあります。財が剋されれば金が不安定、官が剋されれば事業や圧力に不調、印が剋されれば学業、貴人、身体、後ろ盾が出やすくなります。

しかし、ほとんど明らかな剋が見えず、合ばかりの命盤もあります。こうした命盤では「まず合を無視する」は使えません。腰を据えて、一つの合ごとに問います。持ち去られるのは何か。合で来るのは何か。命主はそれを必要としているか。

教室ではよくこう言います。剋は打ち、合は引きです。打たれれば痛みははっきりします。引かれると、関心されているつもりになることもあります。

合の良し悪しは一句だけ:合されるものを必要としているか

合の利害を判断する最も簡単な方法は、需要を見ることです。

よくある二つの例です。

第一に、命主がこの段階で財を必要としている。大運または流年が財を合で持ち去った。金は空から消えるのではなく、他所へ引かれます。人に貸し、関係に縛られ、使うべきでない所に使う。この合は命主に不利です。

第二に、命主が官殺に剋されて苦しんでいる。仕事の圧力が大きく、是非が多い。大運または流年が官殺を合で持ち去った。圧力が引き離され、人はかえって一息つきます。この合は命主に有利です。

ですから合を見ただけで吉とも凶とも言ってはいけません。合は中性の拉力です。喜用神が合で持ち去られれば失、忌神が合で持ち去られれば解です。

本命の合は、影響がほぼ一生に付く

流年の合は来が早く、去りも早いです。本命の合は違います。構造であり、天気ではありません。

生まれの命盤に合がある人、この絆はほぼ一生に付きます。毎日発動するわけではありませんが、対応する人、対応する場面に遇うと出てきます。

最も典型的なのは比劫合財です。友人、同僚、兄弟姉妹が介入すると、金が引き込まれやすいです。共同経営、接待、貸借、代払い。当事者が騙されるとは限りません。多くの場合は自分が心を柔らかくし、「身内だから助けるべきだ」と感じます。

本命に合があるとき、重点はそれを消すことではなく、認識して境界を設けることです。合は嫌いだから消えるものではありません。できるのは、自分がどこで引かれやすいかを知り、先に規則をはっきりさせることです。

この種の合を細かく見るなら、次も読んでください。

教室でよく聞かれる合

天干五合とは何か

甲己合土、乙庚合金、丙辛合水、丁壬合木、戊癸合火です。

天干合を見るときは、まず両造が密着しているか、間が隔てられていないかを見ます。初学の段階では、「合化が成功したか」を急いで論じる必要はありません。まず二事を判断します。この二つの力は互いに牽制しているか。誰が誰に引かれているか。

天干合はよく「人」と「決断」に現れます。例えば官が合されれば、上司、制度、名分が人に截られることがあります。財が合されれば、収入、機会、異性関係が引かれることがあります。

地支六合とは何か

子丑合土、寅亥合木、卯戌合火、辰酉合金、巳申合水、午未合土です。

地支合はより生活的です。環境、人物、場面があなたを粘り付ける、という現れが多いです。財が合されても、口座の金が減るとは限らず、家、人情、合作に縛られて使えないこともあります。

地支合の力は比較的「遅く」、しかし粘りは強いです。天干合は当面の決断に近く、地支合は長期の处境に近いです。

合と剋が同時に出たらどうするか

まず剋を見、それから合を見ます。剋は傷害、合は絆です。打たれかつ合される人は、たいてい外に圧力があり、内にも人に引かれています。こうした命盤は、事が手足を縛られやすいです。

例えば、財が比劫に剋され、かつ比劫に合される。意味は明白です。身近な人が金を使わせ、かつ拒否しにくくします。単なる破財ではなく、破財に感情が付きます。

判断手順、このまま使えます

合を見るときは、あちこちの一句を拾ってはいけません。次の五歩で固定できます。

  1. まず日主の強弱を定め、この段階で最も必要なもの、最も恐れるものを定めます。
  2. 合はいったん無視し、明らかな生剋、とくに剋されている五行を探します。
  3. 命盤の主が合で、明らかな剋がなければ、合を一つずつ見ます。
  4. 三句を問います。合されるのは喜用か忌神か。合で持ち去るか合で来るか。本命、大運、流年のどれか。
  5. 本命の合は性格と長期パターン、大運の合は十年の主題、流年の合は当年の人事として見ます。

大運の合は、よく「この十年、離れられない関係や主題」になります。流年の合は、ある年に突然現れる人、契約、貸借、仕事の変動に近いです。同じ合財でも、本命にある場合と流年にだけある場合では処理が違います。前者は長期の境界を設け、後者はその年の人情往来に注意します。

初学が踏みやすい三つの落とし穴

第一に、合を見ただけで合化と言うことです。書の甲己合土は、命盤の甲と己がすべて土になった、という意味ではありません。合化は月令、通根、遠近を見ます。条件がなければ、ただの合であり、化ではありません。

第二に、合を婚姻専用語にすることです。合は婚姻でもあり、共同経営、貸金、縛られること、牽制されることでもあります。十神と宮位を合わせて、どの種かを言えます。

第三に、「誰が誰を合するか」を無視することです。比劫が財を合するのと、財が比劫を合するのと、紙の上ではどちらも合ですが、生活では主動権が違います。一方は金と人に引かれ、一方は金と人を自分が粘ります。ここを細かく見ると、断事はかなり正確になります。

四柱推命の合の見方でよくある質問

合化が成功したら、元の五行は残りますか?

初学は「合化」に縛られないでください。書に合化とあっても、生活では元の意味が残ることが多く、絆の層が一つ増えるだけです。命盤を見慣れてから、合化の有無を細かく分けます。

合は結婚、合作を表しますか?

そうなり得ますが、必ずではありません。合は一緒に引かれることです。婚姻、共同経営、契約、人情、貸借、いずれも合の姿になり得ます。十神、行運、具体的な事を合わせて、どの種かを言えます。

合で来るものはすべて貴人ですか?

いいえ。忌神を合で近づければ面倒を引き、喜用を合で持ち去れば必要なものを引きます。貴いかは内容を見、「合」という字を見ません。

本命の合は、改名や風水で解けますか?

外力はある期間の不快を軽くする程度で、命盤の構造は変わりません。本当に役立つのは、自分がどこで引かれるかを知り、金、契約、人情で先にはっきりさせることです。命理は道を認める助けであり、道を爆破する助けではありません。

四柱推命を学んでいるなら、まず本命の合をすべて囲み、比劫合財、印合比劫、比劫合官殺、食傷合官、食傷合印、財合印のどれかを標してください。囲み終わったら自分の生活に当てます。金、友人、仕事、目上、口、どの線が最もよく引かれるか。対応できれば、本当に合を見始めます。十神の生剋合の全図は 四柱推命の十神関係とは|相生・相剋・合を一度に理解 をご覧ください。

命盤にこの関係があるか確かめるには、まず明明観止の無料排盤で本篇と照合し、十神の意味四柱推命の十神関係総覧をお読みください。

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