四柱推命の印生身とは|学業・貴人と後ろ盾の見方

四柱推命の印生身は、目上・学習・学歴が日主をどう養うかを見ます。身強身弱、正印偏印、印過多の空論、流年の進修・貴人・休養の見方を解説します。

四柱推命
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命盤に印があると、貴人がいる、学業が良い、母親が守る、と言いがちです。当たることもありますが、しばしば当たりません。

印生身は賞状ではありません。日主を養う力が乗っている、というだけです。養い方が良ければ、方法があり、後ろ盾があり、勉強や仕事の体力があります。養いすぎると、道理の中に止まり、誰かに救われるのを待ち、自分は現場に降りません。

最もよくある誤解を先に砕きます。印が多いことは福の同義語ではありません。身弱こそ養われる必要があり、身強でさらに印を注がれると、満腹なのにさらに菜を盛られるように、飽き、怠け、依存します。

印とは何か、生身とは何か

十神は日主から見ます。我を生じる者が印です。印の組は正印と偏印を含み、偏印は梟神とも呼びます。

平たく言えば、印は目上、母親、教師、貴人です。学習、学歴、資格、方法、道理です。信仰、観念、守られている感覚です。身体の滋養、休息、免疫という虚線でもあります。

印が日主を生じるとは、これらのものが「私」を養っていることです。本を供する人、道を教える人、要所で手を引く人がおり、身体も回復の元手があります。これを印生身といいます。

印は金ではなく、職位でもありません。金は財、職位は官殺です。印は背中の敷物です。厚いと歩きやすく、薄いと慌てやすいです。

生は養であり洩でもある:身強と身弱で見方が逆になる

生の矢は、両端の感じが違います。印生身は日主にとって養、印自身にとっては洩です。印は力をあなたに渡し、印も使われます。

身弱では、日主は財も官も担えません。このとき印生身は命を救います。やり方を教えられ、学歴が入場券になり、目上がしばらく防いで、ようやく動けます。教室で身弱は印を喜ぶ、は入門の第一課です。

身強では、日主はもともと力があります。さらに印が重なると、話が多く事は少なく、まだ準備ができていないと感じ続け、講座も資格も多いのに仕事を受けられず、出事の第一念は人や理由を探すことで、手を付けません。

印過多には怠けもあります。寝転ぶ怠けではなく、「もう分かった」という怠けです。道理が分かると、事が終わったつもりになります。身強印旺の命盤でよく見ます。

同じ印生身でも、身弱では貴人と方法、身強では依存と空回りです。印を見ただけで拍手してはいけません。

正印と偏印、匂いは大きく違う

正偏が曖昧だと、助言が逆になります。

正印は安定しています。正規の学校、書類、熟練の師匠、時間割どおりの貴人に近いです。正印生身では、学業、文書、公職、専門資格の道が通りやすいです。貴人も多くは表に出せます。上司の評価、教師の推薦、目上が名分どおりに助ける。

偏印は活き、雑で、想法が多いです。野路、術数、宗教、偏門の学問、自分で掘った方法に近いです。偏印生身の人は頭が速く、問題の角度も変わり、他人が分かりにくい理論を持ちやすいです。本事でもあり、負担でもあります。

偏印には教室で必ず話す一事があります。食神を吞みやすく、梟神奪食といいます。食神は表現、食欲、心地よい出口です。偏印が食神を剋すると、考えが多く話せない、食べられない、あるいは生計の手技が観念に圧されます。印生身は養っているように見えても、偏印が過ぎると、口と食欲まで養い消します。

正印生身の人は一言を受け入れやすく、偏印生身の人は自分の一套を聞きやすいです。正印が過ぎれば迂、従順、体制に飼いならされる。偏印が過ぎれば角を掘り、神秘、現実と折り合えない。

事業と財運:印多く財なしは空論になりやすい

印は専門の身分と後ろ盾を司り、入金は司りません。事業で印生身の最もよくある利点は、師承、資格、教えてくれる人がいることです。門が見つかり、業界に入れます。

問題は印が多く財が少ないときです。「もう少し学ぶ」で止まります。履歴書は立派でも案件を受けられず、値段が言えません。印は道理、財は「欲しい」。道理に「欲しい」がなければ空論になります。

逆に、財が印を剋するのを財星破印といいます。稼ぐ力が学習、原則、後ろ盾を切断します。印生身は養、財星破印は養を切断します。身強で印が多いとき、適量の財が破印すれば、知識を金に換える気になり、これは通です。身弱で印が用神のとき、財がさらに破れば足を引っ張ります。二組は対で見て、一句だけ暗記してはいけません。

印生身の人に、事業ではよくこう勧めます。印を使える一枚の資格、自分を動かせる一人、繰り返せる一套の方法に落としてください。印を永遠の準備期間に使ってはいけません。金では、印旺で財のない年に、貴人が祝儀を突っ込む幻想を持たないでください。貴人が与えるのは道と方法、祝儀は財です。道があっても、自分で歩いて金を受け取らねばなりません。

感情と女命:印が多いことは必ずしも克夫ではない

女命で印が多いと、外では克夫、母を旺じて夫を旺じない、と言われがちです。この句は粗すぎます。

女命の夫はまず官殺を見、印を先に見ません。印が多いのは、母親、教師、観念と強く結ばれていることに近く、必ずしも婚姻が悪いわけではありません。官星に力があり日主が担えれば、印の多い女命の婚姻は安定し得ます。家の目上の声が大きく、自分も道理を聞きやすい、というだけです。

注意すべきは別の一種です。印が旺すぎて官が印に洩らされる、あるいは夫を教えるべき学生にしてしまう。夫が課題になると婚姻は疲れます。もう一種は、印多く官なしで、感情の需要をすべて目上、団体、学問に置く。結婚しないのではなく、心がすでに住む場所を持っているのです。

男命の印生身は、感情では目上に結婚を急かされる、母親の言うことを聞く、相手に家柄の説明が要る、という応験が多いです。印は名分どおりです。正印が重い男命は、結婚が認められる一事の完成に近く、偏印が重いと相手や婚事が偏り、遅く来るか、家に他人が入れない価値があります。

印は桃花の熱を司りません。熱は財、食傷を見ます。印が司るのは、この関係に誰かが頷くかどうかです。

大運流年で印が来て生身すると、人はどう変わるか

本命に印生身があるのは地色です。この人は一生、学習と貴人に頼って生きやすいです。大運流年で初めて現れるのは、その期間にこの線が点灯することです。

流年の印生身で最もよくある三事です。一は進修。講座、資格、学校へ戻る、師匠に就く、教えてくれる上司に遇う人もいます。二は貴人。導く人、守る人、内幕を話す人がいる。身弱の年は本当の助け、身強で印も多い年は、貴人が代わりに決める人になり、自分の判断が退きます。三は休養。印は滋養でもあり、病後の回復、休息、調養はよく印年に落ちます。印年は必ず進学だと思う人もいますが、身体が先に養い戻るのも印生身です。

大運が印を走ると、十年の主題は学び、頼り、養うことです。専門を厚くするのに適します。十年を「まだ足りない」に使い切るには適しません。運は敷物を与えるのであり、永遠に敷物の上に座れというのではありません。この十年印が旺く、財の流通がなければ、学ぶほど動けなくなりやすいです。破印を待って嚇す必要はなく、自分で「学び終わったら案件を受ける」期限を先に設けてください。

四柱推命の印生身が生活でよく取る姿

第一に、身弱の学生です。家が供し、教師が見張り、体質も強くない。高校大学の数年は、ほとんど印が担っています。後に合格し、専門で食う仕事を得れば、印生身の正しい使い方です。この種の人が最も恐れる流年は財の破印です。バイトで小金を得て、授業を捨てます。

第二に、身強印多の会社員です。資格の壁は満杯、会議では道理が最も多く、指示は遅い。上司は分かっていると思い、同僚は動かないと思います。本人は悔しい。「動かないのではなく、まだ整理できていない」。印が人を頭の中に養っています。

第三に、偏印が重い人です。宗教、術数、代替療法、自分の理論に熱中します。専門家にもなれ、自分を一座の廟にもできます。表現の出口がさらに偏印に圧されると、想法は多く、日々は狭くなります。

第四に、流年で印が透る年です。離職して進修する人、教えてくれる上司に遇う人、入院後にようやく休む人。三事が同時に起きることもあります。印年を貴人に遇う年とだけ理解せず、休養も貴人の一種です。

四柱推命の印生身はどう判断するか

印生身を見ても、まず吉と叫んではいけません。次の歩を固定して問います。

  1. 日主は身強か身弱か。身弱は印を喜び、身強で印が多いと怠けと依存を防ぎます。
  2. 透っているのは正印か偏印か。正印は文書の貴人、偏印は雑学、宗教、食傷を剋していないかを見ます。
  3. 印は財に剋されているか。されていれば財星破印で、養が稼ぐことで切断されます。
  4. 印に使う出口があるか。食傷、財があれば知識が事になり金になります。印多く財なしは空論です。
  5. 本命、大運、流年のどれか。本命は性格、大運は十年の課題、流年は当年の進修、貴人、休養です。
  6. 女命は別に官を見ます。印が多いことをそのまま克夫にしてはいけません。

六歩を終えて、断語が立ちます。印は敷物です。今この人に敷物が要るか、敷物が厚すぎないかを先に問います。

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四柱推命の印生身でよくある質問

身弱なら印は多いほど良いですか?

いいえ。身弱は印を喜びますが、印が多く財官がまったくなければ、後ろ盾はあっても舞台も収入もありません。印は身を養い、身は事をしなければなりません。過ぎたるは及ばざるがごとしです。

正印生身は公職試験に向きますか?

道としては合っています。正印は文書、制度、時間割を喜ぶからです。合格できるかは、なお官殺、日主の強弱、その数年の運を見ます。正印があることは、この道が不自然でないことを示すだけで、合格通知ではありません。

女命で印が多いと、婚姻は必ず遅くなりますか?

必ずしもではありません。遅いかは官殺が現れる時機、日主が担えるか、目上が干渉するかを見ます。印が多いことは、家と道理を聞きやすい、というだけです。官星が弱いか傷されれば婚姻は不安定になり、責任は印という字そのものにはありません。

流年の印生身で、辞職して勉強してよいですか?

身弱で印が用なら、その年に学校や師匠へ行くのは往々正しいです。身強で印も多いなら、辞職して学ぶには期限と出口を設けてください。そうでなければ学び終わっても話が上手になるだけです。この一年に足りないのは方法か、自分を現場へ追い込む理由かを先に問います。

命盤にこの関係があるか確かめるには、まず明明観止の無料排盤で本篇と照合し、十神の意味四柱推命の十神関係総覧をお読みください。

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