易経 雷地豫 意味|喜楽と順調の使い方

易経の雷地豫(豫卦)は喜楽、順調と順以動です。楽んでよい爻と、先に自ら楽めば凶、楽が過ぎれば昏れる見方を、オンライン占いと照合します。

易経
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豫を占うと、顔が明るくなりやすいです。豫は楽、順、事がついに順調になり、一息つけることです。

息はついてよいです。転がって寝てはなりません。豫卦は「最近とても爽快だ」と読まれやすいです。爽快は表面です。本当の豫は順以動です。動くべき時機に従って動き、楽は事をする裡にあり、自分から先にハイになることにはありません。自分から先に楽めば、爻辞は直截に凶と書きます。

まず卦象を正確にします。豫は雷地豫、上震下坤。上は雷、下は地。雷出地奮、陽気が地から発し、万物が喜ぶので豫と呼びます。地雷復ではありません。復は上坤下震、雷が地下にあり、一陽来復、養うことを語ります。豫は雷がすでに地を出、動きが順、楽が正であることを語ります。上下を逆に書けば、「動いてよい楽」を「まだ蔵すべき復」と誤読します。

豫卦:謙のあとなぜ豫か

『序卦』は「有大而能謙必豫,故受之以豫。」と言います。前は大有、さらに前に同人でき、中間で謙でき、盈しなければ、豫が来ます。天から快楽が落ちるのではありません。有して、なお置けるので気が順、順して初めて楽です。

この一句は占いに使えます。豫を得た人は、苦尽のあと突然当選したのではなく、前の収束が効き始めたことが多いです。譲るべきを譲り、蔵すべきを蔵し、道が広くなった。謙したことがなく、「突然順調になるか」とだけ問うて豫を得ても、窓として見ます。窓は閉じます。

『彖伝』は「豫,剛応而志行,順以動。」九四の一本の陽爻に、上下五陰が応じて来、志が通り、坤順に震動が加わるので豫です。重点は順以動であり、動以爽ではありません。順は時、理、人と合わせられる層です。不順に硬く動くのは震であり、豫ではありません。

『象』は「雷出地奮,豫。先王以作楽崇徳,殷薦之上帝,以配祖考。」楽は音楽の楽でも、快楽の楽でもあります。古人は音楽で徳を尊び、祭り、楽で自分を麻酔しません。豫を得たら、喜悦を事を成し、人を集めるために使い、放空に使わないことです。

卦辞は「利建侯行師」。侯を封じ、兵を出すことに利があります。意味は明白です。順調なときは責任者を立て、行動することに向きます。通宵祝賀には向きません。建侯は位子を正しい人に与え、行師は力を外へ使うことです。二事とも主が要り、群楽無主ではいけません。

豫卦:仕事と財運。順なときに事をし、順なときに先に鳴かない

仕事で豫が出れば、全体として動くに宜します。発表、組隊、正しい人を上げる、計画を紙から場へ落とすことに向きます。雷はすでに地を出、さらに蔵せば時機を過ぎます。ただし初六は鳴豫、自分から先に楽の声を鳴らせば凶。仕事でこの爻に最も似るのは、事がいまだ成らずに捷報、慶功、グループで吉報を出すことです。

財運では、豫は水路が順、人が協力したがり、成約が比較的速い象です。品を推し、談判し、収穫してよいです。なお楽み方を見ます。順境を永遠と見なし、レバレッジを掛け、来季の快楽を前借りするのが、楽の過ぎです。上六冥豫。楽んで昏れ、習慣にする。そのときは改められないのではなく、改めるのが遅いほど痛いです。

九四はこの卦唯一の陽爻で、由豫、大有得と呼びます。楽はここから来、人もここから集まります。九四では、みなを順にさせる人であることが多いです。主事、承办、衆を調動できる中間の位置。勿疑。自己疑いで動かないこと。朋盍簪。友人は髪が簪で集まるように集まる。人が来たら受け、疑って簪を抜かないことです。

豫卦:感情と対人。喜んでよいが、誰が楽んでいるかを先に見る

感情で豫が出れば、関係の雰囲気は良く、会いたがり、前へ進みたがります。定情、慶事を挙げ、双方の家族を喜ばせることに向きます。豫にはもともと作楽崇徳、聚会の味があります。婚礼、宴席、団円は題が合います。

独身で豫が出れば、場は賑やかに偏ります。慶宴、活動、友人の集まり。楽の場で人に遭え、自分から先にハイにも遭えます。初六鳴豫は、自分が先に「独身を脱しそう」の響きに沈み、相手がまだ付いて来ていないことです。この楽は、爻辞が凶と標しています。心を平常に戻してから人を見る方が、六二に近いです。

すでに一緒なら、豫は促します。二人の楽は二人の順か、一人の演技か。六三盱豫。人の顔色を見上げて楽み、遅ければ悔がある。感情でいちばん疲れる一種は、相手が喜べば自分が喜び、相手が沈めば自分が先に慌てることです。それは順以動ではなく、顔色以動です。

職場の対人で豫が出れば、チームの雰囲気は良く、人を率い、公開表彰し、士気を目標に使うことに向きます。雰囲気が良いときに最も忌むのは、楽めて断じられないことです。六二介于石。石のように境界があり、日暮れまで待たずに正を守る。拒むべき応酬、乱れた祝賀は、早く断じた方が遅く断じるより吉です。

豫卦:爻辞で楽法がまったく違う

豫卦は「得れば快楽」ではありません。誰が先に楽み、どう楽み、どこまで楽むかで、六爻は大きく違います。次の数条は分けて講じます。

初六:鳴豫,凶。 自分から先に快楽を鳴らす。初六は最下、陰柔不正、九四からも遠く、なお先に鳴る。この爻では声明を出さず、前祝いせず、まだ起きていない想像を事実として語らないことです。凶は鳴の一字にあります。根がいまだなく、声が先にあります。

六二:介于石,不終日,貞吉。 境界は石のよう、一日終わるのを待たずに決め、正を守れば吉。豫卦でいちばん清醒な爻です。六二では楽んでよいですが、原則を先に卓上に置きます。今日拒むべきは拒み、夜まで「雰囲気を見て」と引き延ばしません。不終日は決断が速いことであり、気性が速いことではありません。

六三:盱豫,悔,遅有悔。 人を見上げて楽を求める。すでに悔があり、さらに遅ければさらに悔。六三では職場も感情も問います。他人の開心に依って自分を維持していないか。この爻は悔を許し、改めることを許します。改めが遅ければ、悔は賭け増しします。

九四:由豫,大有得,勿疑,朋盍簪。 楽が自分から来、大いに得る。疑うな、友人が集まって来る。九四では事を担い、人を集めることに向きます。疑いは慎重ではなく、出手すべきときに「彼らはおだてだけではないか」と猜ることです。おだてるかどうかはさておき、事を正しくすれば、簪は自らあります。

上六:冥豫,成有渝,無咎。 楽んで昏れ、すでに習慣になったが、なお改められ、改めれば無咎。上六は震の極、動き過ぎ、楽み過ぎ。この爻は終わりの宣告ではなく、この楽法はすでに成り、変える必要があると告げることです。変えれば無咎、個性として昏れ続ければ、後ろは豫ではなく災です。

楽んでよいです。初六は自分から先に楽めば凶。六二は原則が要る。楽が過ぎれば昏れる。この三句で豫卦をスープから引き上げられます。

豫卦:この喜気の使い方

豫を得たら、やることも実です。

第一、喜気を建侯行師に使う。責任者を指定し、行動日を定め、出すべき兵を出す。喜気を通告に使わないことです。

第二、自分に一塊の石を与える。六二の介于石は具体でよいです。予算上限、残業上限、酒席上限、相手の触れられない一条。楽むときに先に石を置く方が、楽んだあと後悔するより安いです。

第三、鳴、盱、冥がないか点検する。鳴は自分から先に鳴らし、盱は顔色を見、冥は昏れてなお正常とすること。三字の一つがあれば、まず声を止め、目を回収し、習慣を改めます。成有渝が、改めを許すと書いています。

豫の後ろは随です。楽めば人が付いて歩き、自分も人に付いて行きます。次卦が問うのは誰に付くかです。この喜気を正しく使えば、随は人を得ること、誤れば随は牽かれて歩くことです。

対照してください。易経 地山謙 意味|六爻みな吉の使い方。有大而能謙して初めて豫に繋がります。豫のあと人とどう歩くかは 易経 沢雷随 意味|誰に従うかの見方。順境を使い切らない方法は泰卦も使えます。易経 地天泰 意味|順境は進むか守るか

易経 豫卦のよくある質問

豫卦は諸事皆宜、慶事に向きますか。

方向は喜、動、人を集めるに宜します。なお爻を見ます。初六は声張に向かず、六三は顔色で付くことに向かず、上六は昏れた楽法を改めます。慶事はよく、主事する人は清醒、賓客は楽んでよいです。

健康を問うて豫が出たら、どう見ますか。

雷出地、気は上へ、外へ。人は興奮、不眠、食べ過ぎ、遊び過ぎしやすいです。大病の符号ではなく、楽傷です。六二のような境界ある作息の方が、補いより役立ちます。

豫を得て同僚がとても持ち上げます。信じてよいですか。

自分に由豫の実があるかを見ます。九四は先に得、先に集められて、初めて勿疑です。酒と讃に灌がれただけなら、他人の鳴豫に近く、自分の由豫ではありません。実事はなお自分の手にあり、讃声は付け合わせです。

豫と泰の違いは何ですか。

泰は天地交、道が通る。豫は雷出地、心が順で動ける。泰は環境の通に偏り、豫は士気とリズムの順に偏ります。泰を得て自分が事を楽しまなければ、通は無駄になります。豫を得て謙したことがなければ、楽は満杯になります。二卦とも吉で、用途が違います。

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