易経 火天大有 意味|所有したあとの守り方
易経の火天大有(大有卦)は所有、豊盛と元亨です。さらに捞るのではなく、有したあとの守り方と次卦謙を、オンライン占いの本卦と照合します。
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大有を占うと、いちばんよく聞く第一句は、当たった、刈り取れる、です。
刈り取りの二字は方向が正しく、語氣が貪欲すぎます。大有は確かに有、豊、手に本当にものがあります。ただし大有の「有」が最も恐れるのは盈です。盈すれば次卦謙が収めに来ます。自分で収めなければ、後ろもずっと大ではありません。
まず卦象を正確にします。大有は火天大有、上離下乾。上は火、下は天。火が天上にあり、光明が遠くまで照らすので大有と呼びます。天火同人ではありません。同人は上乾下離、火が天下にあり、人と同心することを語ります。大有は火が天上にあり、物が自分に帰り、事業が明処にあり、成果が人に見えることを語ります。上下を逆に書けば、「所有」を「同伴探し」と誤読し、全文が偏ります。
大有卦:同人のあとなぜ大有か
『序卦』は「与人同者,物必帰焉,故受之以大有。」と言います。前は同人。人が同心すれば、ものが帰って来ます。占いでは硬い一句です。大有は一人が部屋で硬く作ったものではなく、前の共事が効き始めたことが多いです。同人のない大有は拾ったものに近く、守れません。
卦辞は二字だけです。「大有,元亨。」元亨は大いに通じ、始めから通る。六十四卦で卦辞がこれほど短く、これほど満杯なものは多くありません。ただし短いことは条件がないことではありません。『彖伝』は「其徳剛健而文明,応乎天而時行,是以元亨。」下の乾は剛健、上の離は文明、なお応天、時に従う。力、明、時機の三つが揃って初めて元亨です。力だけで明がなければ覇、明だけで力がなければ空の見た目になります。
『象』は「火在天上,大有。君子以遏悪揚善,順天休命。」有したあとにすべきは、さらに炫耀することではなく、遏悪揚善です。悪いものを遮り、良いものを揚げ、天が与えたこの息に従って完成させる。休命は退職ではなく、この命を正しく使うことです。大有を得てなお光に見せられない事をしていれば、離火が天上にあることと逆です。
大有卦:仕事と財運。有したら、使え、運び切れ
仕事で大有が出れば、全体は成果が見え、資源が手にあり、名も出始めます。収穫、製品の公開、職位の定着、帳の清算に向きます。来路不明の新戦場を開くことには向きません。大有は「すでに有る」であり、「さらに奪う」ではありません。
財運では、大有は正財、業績財、見られたあとに入る金に偏ります。火が天上にあり、帳はあまり暗くなりません。入るべきは入り、報すべきも見られやすいので、公私を分けます。九二は大車以載。ものがあれば車で載せる必要があります。大有を得てキャッシュフローが乱れ、契約が乱れ、人手が足りなければ、有しても載せ切れません。載せ切れない有は、最後は福ではなく災になります。
投資、拡張はできますが、大車のようにし、ポケットのようにしないことです。大車は構造です。制度、帮手、帳本、保険。ポケットは情緒です。他人が有るのを見て、自分ももう一筆捞りたい。大有でいちばん多い敗は、無いことではなく、有したあと手が緩み、口が満杯、人が漂うことです。
一句問うとよいです。いま有るものは、載せ切れるものか、炫耀できるものか。答えられれば、この卦は半分正しく使えたことになります。
大有卦:感情と対人。人を所有することは、人を収集にすることではない
感情で大有が出れば、関係に成果があります。一緒になった、認定された、外も認めた。独身で大有が出れば、縁分の条件は良く、相手の条件、場、時間も比較的明るく、密かな型ではありません。ただし大有が感情で最も注意すべきは、相手を「自分の所有」にすることです。人は物ではありません。物帰焉はよく、人を物と見なせば、離火は晒になり、長く晒せば裂けます。
すでに一緒なら、大有は関係を公開、安定へ進めることに向きます。両親に会う、結婚を談じ、共同生活の条件を補う。このとき「どうせ自分のもの」で関心を省くことには向きません。有っても、なお交が要ります。六五は厥孚交如,威如,吉。孚は誠、交は往来、威は分寸。誠懇に往来し、威儀があれば吉。威だけで孚がなければ圧、孚だけで威がなければ粘です。
職場の対人で大有が出れば、見られる人になりやすいです。見られれば借りられ、攀られ、妬まれます。遏悪揚善の四字が実用です。悪事をする者は遮り、力を出す者は揚げます。誰も敵にしないのは郷愿であり、大有ではありません。
大有卦:爻辞が教える「有」の仕方
大有六爻は、どれもシャンパンを開けさせるのではありません。有の仕方が誤れば、無咎にも条件が付きます。
初九:無交害,匪咎,艱則無咎。 まだ人と交錯して傷害に入っていないので、本来過ではありません。ただし艱、難として守って初めて本当に無咎。初九では、少し有り始めたばかりで、まだ大きくないことがあります。このとき最も恐れるのは、あちこちに交際し、あちこちに白を露出することです。交害を少なくし、日々がまだ緊しいとして過せば、かえって後ろの大有を保てます。
九二:大車以載,有攸往,無咎。 大車で載せ、前へ行き、過がない。九二は中に居、陽剛で載せられます。この爻では仕事を推してよいですが、先に車があるかを問います。陣容、制度、体、現金。貨物があって車がなければ、遠くへ行けません。車があれば、有攸往と呼びます。
六五:厥孚交如,威如,吉。 六五はこの卦の主爻、陰が尊位に居、上下が応じて来ます。吉は覇になく、孚と威が同時にあることにあります。六五では主管、発注側、家で事を取る人、みな誠で交接し、同時に規矩を立てます。兄弟だけすれば局面は軟らかくなり、皇帝だけすれば局面は裂けます。交如威如、二句を一緒に読みます。
上九:自天祐之,吉無不利。 天から来る加護、吉、不利がない。多くの人がこの爻を天降りの偏財と見なします。そう講じません。上九は離火の極にあり、天祐を得られるのは、下が剛健、中に孚があり、自分で「有」を満杯にしていないからです。上九では事は順でよく、なお覚えます。祐は完成を助けるのであり、資金を倍加する助けではありません。大有の後ろはすぐに謙です。有大者不可以盈。この爻がいちばん吉のとき、身段を収めるべきときでもあります。
大有卦:守り方は炫耀より重要です
大有を得たら、三つの事をします。浪漫ではありません。
第一、すでに有るものを一度名指しします。金、職位、関係、名声、体。指し終えてどれが載せ切れないかを見、まず車を補い、それから往を考えます。
第二、公開の尺度を定めます。離火が天上にあり、もともと明です。税を報すべきは報し、名を具すべきは具し、吹くべきでないことは吹かない。明は文明であり、露出癖ではありません。
第三、主動で謙に一截残します。功労を上げるとき同僚の名を帯び、帳に現金を残し、口で「自分がいなければだめ」を少なくする。大有の次卦はさらに大ではなく、謙です。卦序は明白です。有大者不可以盈,故受之以謙。
聞きにくい一句もあります。大有は、同人の関をすでに過ぎたと人に思わせやすいです。人は有れば自分で決めたいと思い、一緒にした人を背景にします。火はなお天上にありますが、天下に再び同したがる人がいなければ、物は離れ始めます。大有を守ることは、実は同を続けることです。ただし今回手にものがあるので、なおさら交如威如であり、威だけではいけません。
対照してください。易経 天火同人 意味|協力して共事する見方。同がなければ、物は本当に帰りにくいです。有したあと盈しない方法は、必ず 易経 地山謙 意味|六爻みな吉の使い方 を読んでください。乾は創始の力、大有は創始後の成果、二卦を連ねて見る方が完全です。易経 乾為天 意味|占いの見方、潜龍から亢龍。
易経 大有卦のよくある質問
大有は必ず財を成しますか。
「有」であり、暴富とは限りません。有は業績、学位、職位、認められた関係でもあり得ます。投機、偏財を問うなら、大有が助けるのは正の一路です。来路不正の有は「遏悪揚善」と逆に歩き、元亨は割引されます。
大有を得ても金が足りません。誤断ですか。
有るのが金ではなく、条件かもしれません。人、機会、名、時機。大車がまだ来ず、貨物はすでに着いた。載せる構造を先に補えば、金は付いて来ます。爻を見ることもできます。初九の有と六五の有は、段階が違います。
大有は契約、開業に向きますか。
すでに有る成果を名分にすることに向きます。契約、看板、公開、収穫。全新、生疏、同伴と同したこともないのに開くのは、同人を飛ばすことに近いです。陣容と成品があって開くのが、大車以載に似ています。
なぜ大有のあと必ず謙を見るのですか。
『序卦』が言い切っているからです。有大者不可以盈。大有を得てなお盈し続ければ、次段階の課題はなお謙で、そのときはすでに一度溢れたあとかもしれません。先に謙するのが授業料を省くこと、謙に収められるのが授業料の補いです。
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