易経解卦の占い:雷水解、難を緩め解く使い方

易経解卦の占いは雷水解であり、水雷屯ではありません。動いて険を免れ、利西南、夙吉、禍や小人を早く解く見方。負且乗が盗を招く理由。オンラインの卦と照合し、六爻の使い方を確認できます。

易経
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蹇は難、解は難が緩み始めることです。解が出ると、一息ついて祝ってよいと思いやすい。まだ早い。解は難が消えたことではなく、動けるようになり、しかも早く動け、ということです。

卦象を先に正しく。解は雷水解、上震下坎。下が水で険、上が雷で動。険はまだあり、動きが険の中から上へ行くから解です。水雷屯と書く人が多い。屯は上坎下震、雷が水の下にあり、始めの難、草創、動き出せないことです。上下が一つ反転すると、解が「まだ屯だ」と説かれ、動くべきときにまた蹲ります。

解卦:難は終に過ぐべからず、だから解があります

『序卦』は「物不可以終難,故受之以解。解者,緩也。」と言います。蹇の後ろは必ず解です。運命が突然慈悲を出したのではなく、難が底まで行くと、構造が緩むのです。緩は解き開くことであり、瞬間のゼロではありません。

『彖伝』は「解,險以動,動而免乎險,解。」動きによって険から脱します。止まるだけでは足りない。蹇は見険能止を教え、解は止まったあと動けと教えます。両卦を連ねて読むと、「智」を「永遠に動かない」と聞き誤りません。

卦辞:「利西南。無所往,其來復吉。有攸往,夙吉。」西南はなお平らで衆の側です。用事もないのに闖けるより、戻って安んじた方が吉。本当に行くべき所があるなら、早く行けば吉。夙は早いことです。解がいちばん憎むのは拖です。引き延ばして険がもう一度結ぶと、もはや解ではありません。

『象』は「雷雨作,解。君子以赦過宥罪。」雷雨が来ると気が散り、地も緩む。人の側の対応は、放せる過を放し、解ける結びを解くことです。事なかれ主義ではなく、すでに解ける仇を養い続けないことです。

解が出たら、仕事と財運は早く、満杯にしない

仕事で解なら、全体として動けるようになりました。関で止まっていた案件、引き延ばしていた契約、ずっと解体していなかった人事は、このとき動かす方が、分析を続けるより効きます。面接、復職、止めていた計画を出す、いずれも解の場面です。

ただし解は泰ではありません。泰は通、解は脱険です。脱険のとき人は興奮しやすく、興奮すると新しい戦場を三つ開きます。卦辞ははっきり言います。必ず行くことがなければ戻り吉、必ず行くことがあれば早くして吉。全面開業せよではありません。利西南は蹇と同じ一句です。解の西南は、衆へ、緩められる方向へ行くのであり、さらに険しい山で「もう解けた」と証明することではありません。

財運では、解は氷が溶け始める象です。帳が催促でき、貨が動け、止まっていた金が入る機会が増えます。回収、決着、不良債権の処理ができます。解けた直後にレバレッジを満杯にするのは向きません。険を免れたばかりで、地基はまだ湿っています。九二「田獲三狐,得黃矢」。成果は取れますが、中正の矢も取る。方法が正しく、狩りに喜んで暴走しないことです。

小人を解き、禍を解くのが、この卦の本業です。会社の刺、契約の禍根、手元で災いになった拖し事は、解が出たら処理日です。次の蹇まで拖すと、授業料はさらに高くなります。訴訟、債務、旧帳、身体で引き延ばしている炎症、いずれも解の題です。早く解けば夙吉、慢性にすると、雷雨が過ぎてもまた氷結します。

解卦:恋愛の解。結びは解く。身分は装わない

恋愛で解なら、関係は膠着から緩む機会があります。冷戦は話せ、誤解は解け、しばらく離れた人が戻ることもあります。戻りは即座の結婚を意味しません。解は緩であり、縄を一段緩めることであり、人生を一度に再契約することではありません。

すでに一緒なら、解がいちばん恐れるのは「負且乗」です。六三「負且乗,致寇至,貞吝。」物を背負いながら車に乗る。身分が釣り合いません。恋愛では、位置がまだなのに、伴侶、女主人、準配偶者の譜を先に出すことです。装った位置は盗を招き、招くのは噂、第三者、暴かれたあとの难堪です。

独身で解なら、旧い結びが緩んでいます。前段で言い終えなかった話、自分が止まっていた心を、このとき処理するのに合います。新しい人には遇えます。それでも条件は早くはっきり言う。夙吉を恋愛に使うなら、言うべきは早く言い、相手が別の関係を承諾したと思い込むまで拖さないことです。

職場の対人で解なら、誤解を解くのに合い、残すべきでない人や局を解くのにも合います。小人を解くのは衆前の羞辱ではなく、険を存続させる連結を切ることです。九四「解而拇,朋至斯孚」。解くのは足指のような小さな絆です。小さなものを解かないと、大きな朋は近づけません。

解の爻。重点は全吉ではなく、何を解くかです

初六「無咎」。解け始め、大きな誤りはない。位置は低く、まず安定し、急いで英雄にならない。

九二,田獲三狐,得黃矢,貞吉。 狩りで狐を捕らえ、黄色い矢も得る。旧注では狐はよく隠伏の小人、隠伏の患に比されます。黄は中色、矢は直。九二なら、収穫は中正で急所を直撃することから来、陰の手からは来ません。仕事では、本当の問題を引き出し、方法を正にすることです。

六三,負且乗,致寇至,貞吝。 すでに述べました。職位、名分、対外発表するかを問うと、この爻は特に辛い。乗るべきでない車に乗ると、盗は自分から来ます。盗は必ずしも泥棒ではなく、あなたを解体しに来る人です。

九四,解而拇,朋至斯孚。 小さな関わりを解くと、友が信じ、来ます。拇は小さいが、全身を動かせます。九四なら、体面の悪い小さな関係、習慣、弱みを先に処理します。大きな結びは、しばしばここから緩みます。

六五,君子維有解,吉。有孚于小人。 君子が解くなら吉。小人にも信が要る。あるいは、小人側の結びも誠で解き、勢いで圧するだけにしない。指導の位置で六五なら、人事問題を見て見ぬふりできず、解き方は維、解くことであり、向かいを永遠の敵にする粛清ではありません。

上六「公用射隼于高墉之上,獲之,無不利。」墙上の鷹を射落とし、無不利。最上では、除くべき害は除き、しかも正確に。ここまでの解はぬるま湯ではなく、一撃です。禍を去り、小人を去り、高位の脅威を去る問いなら、この爻がいちばん利です。普段から人を見たら射れ、ではありません。隼が高墉にいるのは、見え、狙える害であり、路傍のすべての鳥ではありません。

健康で解なら、病が緩み始め、薬が合い、鬱気が散れることが多い。それでも夙吉。見るべきは早く見、止めるべきは早く止める。解を「もう治った、夜更かししてよい」にするのは、負且乗の身体版です。

解卦:解は蹇と結び付けて教えます

蹇のない解は、好運が来たと受け取られやすい。蹇のある解なら、今回の動は険を免れるためであり、祝うためではないと分かります。

三句で自分に言います。

  1. 解く縄はどの一条か。言えなければ、解は乱動になります。
  2. 早くすべきことがあるか。あれば夙吉、今日する。なければ来復、戻って安んじ、用事を探さない。
  3. 負且乗していないか。名分、車、肩書のうち、装っている一項があれば、先に下りる。下りるのは解であり、恥ではありません。

雷が水の上にあり、動きは険の中から出て、出てこそ解です。出たあと乗るべきでない車に乗ると、険は別の門口から戻ります。

赦過宥罪は解の徳であり、解の糊ではありません。放せる過を放すのは気を散らすため、射るべき隼はなお射ます。「まあいい」で解を作る人が多い。まあいは来復で、ときに正しい。夙吉すべき一件までまあいすると、険は再結します。ですから解は早く問い、正確に問い、どの縄かを問い、処世が上手かを問いません。

もう一句。解は泰ではありません。泰は通ったので推せる。解は険を免れたばかりで、まず縄を開く。開いたあと、大作するかを問う。順序が逆だと、負且乗が来ます。

蹇の越え方は 易経蹇卦の占い:水山蹇、艱難の行進をどう越える。解には雷があり、突発の動は震と親。易経震卦の占い:震為雷、突発の変動への対処。上下を水雷屯と見ないでください。屯は動き出せない始めの難です。易経屯卦の占い:水雷屯、万事始まりの難をどう越える。解けたあと気が本当に通れば、易経泰卦の占い:天地交泰、順境で進むか守るか に近くなります。

易経解卦のよくある質問

解が出たら、悪い事はもう終わりですか?

終わるのは「動けない」という一段です。険を免れたばかりで、善後はまだあります。解をすでに勝利だと思うと、負且乗しやすく、夙吉を晩吉に拖しやすい。遅ければ夙とは言いません。

解卦は契約や復縁に合いますか?

結びを開いてから署し、談じるのに合います。旧い条項、旧い気がまだ解けないのに次の一枚を急いで署すのは、縄を別の一条に換えることです。復縁はできます。なぜ蹇したかを先に解き、それから以後を談じます。

負且乗は第三者や不倫ですか?

そうであることもありますが、恋愛に限りません。職位が高すぎ、対外の称が実際を超え、一時の車で永久の主人を装うのも負且乗です。不倫は、「乗るべきでない位置に乗った」一種にすぎません。

無所往其来復吉は、目標を放棄せよですか?

放棄ではなく、いま遠征する必須の理由がない、ということです。すでに解けたものを安んじて収めれば吉。本当に攸往があれば、卦自身が夙吉と言います。二句が並ぶのは、今回は収めるのか、早く行くのかを分けよ、ということです。

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